1950年に政府の音頭取りにより、各社がガラスの研究を重ね、帝国光学、小西六、富士などがそれぞれ大口径レンズを発表しました。
日本光学も新種ガラス4枚を使いこのレンズを1956年に発表しました。
6群9枚構成の変形がうす型で、各レンズ面にマゼンタとアンバー色のコーティングが使い分けられています。内爪式がまず発売されたが、細く首すぼまり形をしており、結果的に内爪への負担が強いられました。
そこで1959年にこの外爪式のレンズが発売され、問題を解消していった経緯があります。
約1800本の生産といわれていますが、欠番などを考えるともう少し少ない製造数だったともいわれていて、かなりの希少性を伺い知ることが出来ます。
【コンディションランク】
A 美品
使用感が少なく大変きれいかつ動作も問題ないコンディションの商品です。
【詳細】
経年の極薄キズのみで、カビやクモリはなく、大変状態は良いです。
前オーナー様がニコンの修理専門店である「フォト工房キィートス」さんにてオーバーホールをされています。
絞り羽の羽根も入れ変えており、これだけ状態が良いのは希少です。
【シリアル】
141078
【セット内容】
付属品は写真の通りです。